trystrams プレゼンテーションツールのデザイン

2010


CD: 松井龍哉
D: 鎌田将平
CL: コクヨS&T株式会社
X-ViZ(クロスヴィズ)シリーズは、主にPCを使って業務をおこなうビジネスパーソンを潜在ユーザーとし、機能的で先進的な新しいビジネススタイルを構築するためにデザインしたプレゼンテーションツールである。
実現したかったのはユーザーが気持ちよく、効率的にプレゼンテーションするシーンであり、その手段がこれらのプロダクトに表れている。プレゼンテーション時の一つ一つの動作を見直し、デザインによって問題を解決することで気品あるスマートなシーンを描いた。そのシーンはX-ViZシリーズの各製品が組合わさることでより明快なものとなっている。
プレゼンテーションポインターとICレコーダーの2製品は、同じサイズで同じ形状をしている。どの機能の製品でも片手で持って、片手で操作するための最も自然で、シンプル且つ特徴ある形態を見つけ出した。また、異なる機能で同様の形状を使う事は、シリーズとして見たときの一体感を図っている。ブリーフケースの収納の配置にもその特徴を意図している。
考え抜かれた機能とデザインの効用は、ユーザーの所作を作法のように美しくすることに表れるだろう。
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