Lotus 掃除機ロボット 

2005


CD: 松井龍哉
CCD: 松井龍哉
D: 松井龍哉、星野裕之
家庭用掃除機ロボットの商業化が進みつつある2005年、アメリカ企業から依頼を受け、デザインと開発のプロトタイプ設計に携わった。
価格帯やユーザーターゲット、販売数などをヒアリングし、ふさわしいデザインの検討を経て、コンセプトを「蓮」とした。蓮は綺麗だと言えない環境でも、美しい花を咲かせる。日本のことわざに「泥中の蓮」があるが、意味は「美しくはない環境の中にいても、その影響を受けず美しい花を咲かせる」である。掃除機ロボットの中心に、集めたゴミが溜まる取り外し可能な筒をセットする仕組みである。
掃除機ロボットはここ数年、国産メーカーも相次いで販売を開始するなど一般に普及してきたが、当時は不確実性の高いプロダクトであった。
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