The marmaid's memory
梅田阪急ショウウィンドウディスプレイデザイン 

2003


CD: 松井龍哉
CCD: 松井龍哉、中三川基
D: 松井龍哉、中三川基
TC: カラーキネティクス・ジャパン株式会社
P: 堀内広治
CL: リシュモンF&Aジャパン株式会社
大阪の梅田駅は日々5万人以上の人々が行き来する。この場所にある梅で阪急の70mのショーウィンドウは、都市の立体メディアとして大きな情報発信の場となっている。
ここにファッションブランド「クロエ」の依頼でディスプレイデザインをおこなった。
都市的な連動感のあるウィンドウには連続するストーリーを構成する必要があった。そこで、誰もが知っている童話の「人魚姫」が泡になって消えていく瞬間に、地上で想出したイメージがリフレインしている様子を表す提案をした。
人魚姫はスカートや靴に特別な感情があったに違いない。さまざまなシーンにそれらを幾何学的なオブジェと一緒に並ばせ、さらに照明システムを構築し、天井に張り巡らした2万個のLEDライトを1台のPCで制御する。光が消えたり揺らいだり走ったりと、人魚が逝く瞬きの瞬間を幻想的に表現した。
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